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中国恒大の株価乱高下、ドル建て債利払いが再び遅延の恐れ

30日の香港株式市場で、経営危機に陥っている中国の不動産大手、中国恒大集団が乱高下している。米国時間29日の期日までにドル建て社債の利払いが実施されないのが確実となっており、先週に続く遅延となる。来月には追加で1億8000万ドルの利払い期限が控える。

アングル:岸田相場はゼロ地点、菅首相の「蹉跌」を克服できるか

日本株のバリュエーションでみれば、岸田文雄自民党新総裁の評価はほぼニュートラルな位置からスタートする。改革期待はやや後退したが、政策の安定性は高まった。菅義偉首相を退陣に追い込んだ新型コロナウイルス対策と景気の両立、医療逼迫の回避、適切な情報発信などの課題を克服し長期政権を築けるか、マーケットは見極めようとしている。

中国景況指数、節目割れ 電力不足響く、恒大懸念も―9月:時事ドットコム

【北京時事】中国国家統計局が30日発表した9月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は49.6と、前月から0.5ポイント低下し、景気の拡大・縮小を判断する節目の50を1年7カ月ぶりに割り込んだ。減速懸念が一段と強まった。 低下は6カ月連続。横ばいを見込んでいた市場予想(ロイター通信調べ)を大きく下回った。 統計局の専門家は「エネルギー消費の大きな業界で景況感が落ち込んだ」と指摘。政府の環境対策強化に伴う電力の供給不足が影響したとの見方を示した。 中国では新型コロナウイルスの感染再拡大はおおむね抑制…

〔マーケットアイ〕外為:ドル111円後半、きょうも112円を踏み越えられるか

昨日の海外時間にドルは112.05円まで上昇し、1年7カ月ぶり高値を付けた。ユーロは1.1590ドルまで下落し1年2カ月ぶり安値をつけた。

午後3時のドルは111円後半、ドル指数は1年ぶり高水準

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点に比べ、小幅にドル安/円高の111円後半。きょうは商業決済が集中しやすい五・十日で月末・期末に重なるため、「通常なら実需のドル売りが活発になりやすい」(国内銀行)が、ドル売りは限定的となり、ドル/円相場は底堅く推移した。ここ数日でドルが急ピッチで上昇したため、既にドルを売った国内勢が多かったのではないか、との指摘もあった。

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