【北京時事】中国国家統計局が30日発表した9月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は49.6と、前月から0.5ポイント低下し、景気の拡大・縮小を判断する節目の50を1年7カ月ぶりに割り込んだ。減速懸念が一段と強まった。 低下は6カ月連続。横ばいを見込んでいた市場予想(ロイター通信調べ)を大きく下回った。 統計局の専門家は「エネルギー消費の大きな業界で景況感が落ち込んだ」と指摘。政府の環境対策強化に伴う電力の供給不足が影響したとの見方を示した。 中国では新型コロナウイルスの感染再拡大はおおむね抑制…
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