ポジティブな貢献を通じた社会の向上
SASのソーシャルイノベーションイニシアティブは、世界の進歩を加速させ、世界をよりサステイナブルな未来へと動かすための創造的な方法を見つけ出すためのものです。これらのソーシャルインパクトプログラムは、自分のスキルを社会に役立てることに熱心なSAS従業員の好奇心と専門知識、および、顧客、業界団体、非営利団体、行政機関、グローバル組織とのパートナーシップの両方に支えられています。SASは、貧困、健康、人権、教育、環境などの人道的問題の解決のためにデータを意味のある方法で活用することを奨励するData for Good運動を通じて、アナリティクスが大義に貢献する新たな機会を見出し続けています。健全なミツバチの生息数増加や森林破壊との戦い、住宅取得における人種間格差の解明、患者の健康への投資など、SASは人と地球にとってより良い世界の構築に貢献しており、Fast Company and Inc.Magazineなどから評価されています。
SASにとって、意義のある仕事への貢献は、受賞歴のある職場文化の一部にすぎず、従業員が重要な仕事を果たし自信の幸福を追求することを重視しています。SASの文化は、SAS創業のきっかけとなった好奇心と、それを前進させるイノベーションの精神を結びつけるものであり、企業として常に不可欠な部分であり続けています。このような好奇心と、善行に対するSASの情熱があるからこそ、コロナ禍では、SASとその従業員はすぐに支援に乗り出しました。SASは、複数の顧客のウイルス感染対策を支援するとともに、企業や個人によるウイルスとの戦いを無償のツールやリソースを通じて支援できるように、データアナリティクスリソースハブを構築しました。SASは、COVID-19 Research Database(新型コロナウイルスに関連する非特定化された患者データの世界最大の単一レポジトリ)にソフトウェアを無償提供し、公衆衛生と政策の研究者がコロナ禍について理解を深められるようにしました。また、地域ごとに最も危険にさらされている住民を把握できるように、インタラクティブなVulnerable Populations Dashboardを開発しました。
他者を気遣い、未来を守ることへのコミットメントは、あらゆる人々のデータリテラシーや教育イニシアティブを支援するSASの慈善哲学に通じています。未就学児から大学院生まで、さまざまな素性の学生が未来のリーダーやイノベーターとしての可能性を最大限に発揮できるように、SASは数多くの教育プログラムを支援しています。新型コロナによってもたらされた新しい日常生活に適応する学習者や専門家のニーズを満たすために、SASは昨年、SASを学ぶための柔軟な無料オプションを開始しました。未就学児から12歳までを対象としたSASの無料デジタルツール、リソース、アプリは、2019年は250万人以上の教育者と生徒に利用されましたが、2020年には約5万人の教育者と20万人の生徒が新規アカウントを作成しました。高等教育と社会人学習者では、SASのアカデミック向け無償ソフトウェアのダウンロード数と登録数が、2020年は59%も急増しました。
SASの最新のCSR(企業の社会的責任)レポートをお読みいただき、何がSASをサステナビリティのリーダーにしているかをご理解ください。