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イランに存在する核兵器不要論 「三つの理由」とは 識者に聞く

 イランも対抗して19年から合意逸脱行為に乗り出す。核合意で上限3・67%と定められていたウラン濃縮度を今年1月には20%、4月には60%へと大幅に引き上げた。核兵器への転用が可能とされる濃縮度90%まであと一歩に迫る。  バイデン米政権は合意復帰を目指すが、制裁解除の条件などを巡ってイランと意見の相違があり、4月からの交渉は長引いている。 イランの精鋭軍事組織「革命防衛隊」元幹部の政治アナリスト、ホセイン・カナニモガダム氏=テヘランで2021年6月14日、真野森作撮影  まず「イスラムの教えに背く」との理由が挙げられる。最高指導者ハメネイ師直属の精鋭軍事組織「革命防衛隊」元幹部の政治アナリスト、ホセイン・カナニモガダム氏は「イランでは最高指導者が核兵器の開発と使用を禁じている。イスラ�

ワクチン3回目接種より「途上国への供給を」…WHOテドロス氏「著しく不公平だ」

 記者会見に同席したWHOの専門家は「追加接種が決定的に必要だという科学的根拠はない」と語り、多くのワクチンで必要とされる2回目の接種後、1~2年以内の追加接種には否定的な見方を示した。 WHOのテドロス事務局長(ロイター)  テドロス氏はまた、途上国へのワクチン供給のため、生産拠点を世界的に拡大するよう呼びかけた。

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