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【Vol.4】「INI」誕生!『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』デビューメンバー11人が決定 涙なしには見られない「プデュ2」最終回 : comparemela.com
【Vol.4】「INI」誕生!『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』デビューメンバー11人が決定 涙なしには見られない「プデュ2」最終回
■#10 集大成の「デビュー審査」 感謝を込めたパフォーマンス
第2回の順位発表後、ファイナルで「デビュー評価」として披露する2曲の課題曲『ONE』と『RUNWAY』が発表され、各曲のメンバー振り分けも決定しました。練習生21人は、2週間という限られた期間で曲を仕上げて、国民プロデューサーの前で披露することになります。またパフォーマンスはテレビで生放送され、その放送中に投じられた1票は“2票”としてカウントされることから、当日のパフォーマンス次第で多くの票が入ることも見込まれます。国民プロデューサー代表・ナインティンナインからそのことが告げられると、練習生たちの表情もやる気に満ちあふれました。
【ONEチーム】
【RUNWAYチーム】
イベントでは、彼らの先輩でもあるJO1がゲストで登場し、大いに会場を盛り上げました。
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そして、デビューメンバー決定に先駆け、グループ名が『INI(アイエヌアイ)』に決まったと発表されました。「『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』で出会った11人は、それぞれ違う世界で思い描いてきた夢を1つにつなぎ、やがて大きな世界へ羽ばたいていく。メンバーや応援してくれる全ての人を(I)と差し、(N)ETWORKでつながっていく」という意味が込められています。
いよいよ、国民プロデューサーの前でのパフォーマンス。その後、国民投票により、デビューする11人の練習生を選出します。「ONEチーム」は、きらびやかなブラックの衣装に身を包んで登場。センターの木村柾哉(きむら・まさや)を中心に、どこかノスタルジックなメロディーに乗せて息のあったダンスを披露しました。
「RUNWAYチーム」は対照的に全身真っ白の衣装でさっそうとステージに。センターの仲村冬馬(なかむら・とうま)の甘い歌声からスタートし、アップテンポで心弾むような楽曲の世界観を笑顔いっぱいに表現しました。
そして21人の特別パフォーマンスも披露されました。楽曲は、韓国の『PRODUCE 101 SEASON2』からデビューした人気K-POPアイドル・AB6IXのイ・デフィによって制作された『One Day』。「離れていても、夢をかなえていつかまた会おう」という思いが込められています。イ・デフィからは「練習生たちがお互いに書く手紙だと思って歌うとよく感じられると信じています」とメッセージが寄せられました。田島将吾(たじま・しょうご)は「みんなで羽ばたきたいです。この曲にその思いを込めて歌います」、藤牧京介(ふじまき・きょうすけ)は「自分たちがやってきた集大成を見せる場だと思うし、それを全部届けられるようにやっていきたい」とそれぞれ力強く意気込みました。
ファイナルは終わりではなく“新たなスタートライン”。全ての人に感謝を込めて、21人が最後のステージに臨みました。サビでは「Fly high 空高く飛び立とうよ」「One Day 微笑みで見つめ合おうよ」「Oh yeah 疲れたら休んでいいから」「いつか羽ばたけるはずさ」と歌い、背景にはこれまで苦楽をともにし、落選していった練習生たちと過ごした日々を振り返る映像が流されました。
続いて、テーマ曲『Let Me Fly ~その未来へ~』を特別に披露しました。21人が“最初で最後”のステージで、これまで培ってきたものを存分に発揮。カメラが向けられるとポーズを決めたり飛び切りの笑顔を見せたりと、それぞれの成長がうかがえました。
■デビューメンバー11人の座をつかみ取ったのは
◆10位:佐野雄大(さの・ゆうだい/20)【24万3006票】
順位変動:3位→5位→6位→7位→8位→12位→9位→【10位】
最初のデビューメンバーに選ばれたのは佐野でした。オンタクト能力評価では3位でしたが、レベル分けテストでDクラスになり、その後の再評価ではまさかのFクラス転落という屈辱を味わいました。人気と実力の乖離に悩んでいましたが、人一倍努力を重ね、「ポジション評価」では急成長した姿を見せました。
名前が呼ばれると、緊張していた顔が一気に緩み、安堵の表情に変わりました。佐野は「何もできなくても努力して諦めずに頑張ったら夢は叶うってことを、自分がデビューして証明したいっていう思いで今までやってきた。こうやってデビューでき、それが証明できたのでとてもうれしいです」と頬を濡らしました。自信は全くなかったそうで、自分の名前が呼ばれた瞬間を振り返り、「ありがたかった」と国民プロデューサーの支えに感謝していました。
【収録後取材時のコメント】
◆9位:池崎理人(いけざき・りひと/19)【24万9021票】
順位変動:11位→12位→14位→15位→16位→15位→13位→【9位】
“最強イケボ”のムードメーカー・池崎が9位に。誰もがほれぼれする低音ボイス×聞き取りやすいラップはインパクト大。「ポジション評価」では実力をいかんなく発揮し、圧倒的なスキルを見せつけました。
未経験だったダンスも、猛練習の末、ハイレベルな練習生と見劣りしないほどに急成長しました。9位に選ばれた感想を求められ「本当に信じられないです」と感無量の様子。「ずっと夢見てきた『PRODUCE 101 JAPAN』。そこでデビューできるのが現実になった。願い続けて努力してよかったなと思います」と思いを吐露しました。
【収録後取材時のコメント】
◆8位:許豊凡(しゅう・ふぇんふぁん/23)【24万9237票】
順位変動:7位→10位→10位→12位→14位→21位→19位→【8位】
「海の向こうから頑張ってきました。僕は絶対に最後まで諦めません」と力強く語っていた許が8位を獲得しました。「グループバトル」では、メインボーカルとしての重圧に潰れそうになりながらも、BTSの『I NEED U』を見事に歌唱しました。
名前が呼ばれると、その場に崩れ落ちるほど、本人も驚きだったようです。マイクを握るも「言葉にならなくて……。本当に夢みたい」と満面の笑み。21人に絞られた時は下位に低迷していたため「今回、入れるとは……。国民プロデューサーの皆さん、ありがとうございます! これからも頑張ります」と感謝。最後は中国で見守る家族に向けて、中国語でメッセージを贈りました。
【収録後取材時のコメント】
◆7位:松田迅(まつだ・じん/18)【25万2479票】
順位変動:47位→24位→27位→25位→13位→13位→14位→【7位】
「ポジション評価」でJO1の『OH-EH-OH』を踊り、チーム内1位に輝くなど、このオーディションを通じて目覚ましい成長を遂げています。
「もっともっと階段を上がって、絶対にデビューしたい」。7位で名前を呼ばれ、夢を実現した松田は国民プロデューサーに感謝した後、会場に駆けつけた両親に向けて「自分の可能性を信じて、このオーディションを受けることを許してくれて、ありがとうございました」と伝えました。“グループ最年少”として、「これから、絶対にINIというチームでグローバルに活躍するチームになりたいです」と決意を新たにしていました。
【収録後取材時のコメント】
◆6位:西洸人(にし・ひろと/24)【25万9628票】
順位変動:4位→3位→3位→4位→4位→5位→5位→【6位】
「コンセプト評価」では、ハイレベルな練習生が集うチームでもセンターを飾るなど、ダンスにおいて常に一目置かれる存在だった西。常にデビュー圏内につけていましたが、ファイナル当日午前7時の暫定順位ではまさかの12位となり、その衝撃はツイッターのトレンドに入るほどでした。
最終的に6位で名前が呼ばれると、西は深々とお辞儀して笑みをこぼしました。「一番学んだことは、いろんな人に支えられて生きているんだなということ。お母さんもお姉ちゃんも、高校を卒業してから心配ばかりかけたけど、これからたくさんの人に恩返しできるように頑張ります」と涙ながらに決意を語りました。その姿を見た国民プロデューサーの目にも光るものがありました。
【収録後取材時のコメント】
本当に、まだ実感がない。この『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』で助けられたり、支えられているんだなと実感して、今回のパフォーマンスも思いっきり感謝の気持ちを込めようと思いました。これから先も、そういったパフォーマンスを続けられるように立派なアーティストになっていきたいと思います。歌もダンスもラップもパフォーマンスのクオリティの高いグループになって、説得力のあるアーティスト集団になりたいと思っています。僕が、この夢を抱いた時と同じように、いつかいろんな方に夢を与えられる憧れの存在になりたいです。
◆5位:尾崎匠海(おざき・たくみ/21)【26万4254票】
順位変動:14位→6位→5位→5位→7位→8位→8位→【5位】
BTSの『Dynamite』を披露した「ポジション評価」では、ダンスでなかなか自分をさらけ出すことできず葛藤する場面も。しかし、本番では自分の殻を破り、見事チーム内で1位を獲得することができました。
最終順位では5位と告げられ、止めどなく涙があふれました。「感謝というのが大事だと本当に思っていて、これからも感謝の気持ちを持って、精一杯頑張って絶対にいいグループにしたいと思います」と目標を掲げました。またファイナル翌日が誕生日ということで、このデビューメンバー入りが、一足早い誕生日プレゼントになりました。
【収録後取材時のコメント】
◆4位:藤牧京介(ふじまき・きょうすけ/21)【27万6068票】
順位変動:12位→4位→4位→3位→5位→3位→3位→【4位】
歌もダンスも未経験ながら、まさかのデビューメンバー入りを果たした藤牧。レベル分けテストでは個別にアカペラの歌唱を求められ、HYの『366日』を披露。「ポジション評価」では、清水翔太の『花束のかわりにメロディーを』を歌いチーム1位となるなど、その美声で常に存在感を発揮してきました。
「合宿を通して、練習やスタッフの方々、トレーナーの方々、たくさんの人に助けられて、ここまで来ることができました。最後に家族に。家族のみんな、今まで……(涙ぐむ)。今まで迷惑ばっかりかけてきたけど、これから恩返しできるように、たくさん恩返ししていきたいです」と言葉を振り絞り、深々と頭を下げました。
【収録後取材時のコメント】
◆3位:田島将吾(たじま・しょうご/22)【28万1323票】
順位変動:2位→1位→2位→2位→2位→1位→1位→【3位】
「コンセプト評価」では『Goosebumps』として1位になっただけでなく、個人順位でも1位に輝きました。歌唱・ダンススキルもさることながら、仲間を気遣う優しさも併せ持ち、「心技体オールAクラス」と評される田島は、常に上位争いを繰り広げてきました。
見事、3位にランクインし「僕を応援してくださった国民プロデューサーの皆さんはもちろん、ずっと心配や迷惑をかけてきたけど、ずっと応援してくれる家族の皆さん、本当にありがとうございます。そして、ここまでずっと切磋琢磨して成長してきた練習生のみんな、ずっと影で支えてくださったスタッフの方々など全ての方々のおかげです」と、最後まで感謝の心を忘れませんでした。
【収録後取材時のコメント】
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ここで1位候補として、木村柾哉(きむら・まさや)、髙塚大夢(たかつか・ひろむ)がモニターに映し出されました。第2回順位発表式で17位に低迷していた髙塚の登場に、会場は騒然。髙塚自身も「頭が真っ白」と驚きつつも「1位を獲りたい」と力強く宣言します。一方、常にトップ争いを続けてきた木村も「僕も1位を目指したい」と語り、互いのプライドがぶつかりました。そして、1位は木村、2位は高塚という結果になりました。
◆1位:木村柾哉(きむら・まさや/23)【38万796票】
順位変動:1位→2位→1位→1位→1位→2位→2位→【1位】
第2回順位発表式で田島に1位の座を明け渡すことになってしまいましたが、見事に返り咲き、有終の美を飾りました。“全員が輝けるステージ”を作れるよう、自分の練習時間を割いてまで仲間たちにダンスを教えるなど、既にリーダーの風格十分。「デビュー評価」では、センターとして恥じることのない圧巻のパフォーマンスを披露しました。
「僕の家族は僕の行く道を何も言わずに毎回、応援してくれていて、何不自由なく育ててくれて、ここまで来ることができました。ここまで頑張ってきた、練習してきた練習生のみんな。また、同じ場所で会いたいです。夢を諦めないことの素晴らしさ、夢を追いかけることの素晴らしさを、このプデュで実感することができました。本当にありがとうございました」と清々しい表情で語りました。
【収録後取材時のコメント】
◆2位:髙塚大夢(たかつか・ひろむ/22)【31万6127票】
順位変動:8位→13位→12位→8位→9位→16位→17位→【2位】
第2回順位発表式の17位から、一気にジャンプアップして2位にランクイン。「大夢」という名前の通り、まさに“ビッグドリーム”をつかみ取りました。高く跳ね上がるハイトーンボイスは唯一無二。「ポジション評価」では、歌唱が難しいとされるOfficial髭男dismの『Pretender』を、センターで堂々と披露しました。
「改めまして国民プロデューサーの皆さん、本当に僕をステージに立たせていただいてありがとうございます。そして、僕一人ではここに来ることはできなかったと思います。練習生のみんなトレーナーの皆さん、そして家族の皆さん、本当に僕を支えていただいてありがとうございます。
【収録後取材時のコメント】
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