【リレーコラム

【リレーコラム】関西競馬エイト~人馬ともに夏をクールに乗り切りたいby増井


 先週は3場(福島、小倉、函館)とも、突発的な豪雨の影響を受ける開催となりました。開幕週に芝のレコードが次々と更新された小倉では、今度はダートが高速馬場に変貌。土曜(10日)は条件クラスで1000メートル、1700メートルのレコードが塗り替えられ、あくる日曜(7月11日)のプロキオンSでは、メイショウカズサがJRAレコードタイの1分40秒9で完勝。波乱の立役者となりました。
 梅雨明けが視野に入り、天候の心配がなくなるのはうれしい限りですが、一方で競走馬にとっては厳しい季節に差しかかります。「かんかん照りより、ぐずついた空模様の方が競走馬を預かる身としては安心できます」とはある厩舎関係者。急な気温上昇に伴い、昨今のこの時季の開催では熱中症にかかる馬が増加。体が暑さに慣れ、汗をかきやすくなる真夏の8月より、最高気温が低い7月の方が症例が多いという報告もあります。
 とはいえ、最近はJRAの対策が進んでいるのも事実です。今夏は7月3~9月5日までの間、装鞍所への集合時刻をレース発走の50分前(通常は60分前)に短縮。おなじみになった「歩くシャワー」に加え、引き運動をするエリアでの日陰スペースの拡大、上部からのミストなど、競走馬の体温上昇の負担を軽減する装置が続々と投入されています。
 普段からレース終了と同時にパドックへ急ぐ当方は、その時点で馬の姿が見えないと不安になってしまいますが、パドックの周回時間短縮もまさに暑熱対策の一つ。馬券へ熱くなる気持ちを少し抑え、人間の方もスポーツドリンクなどの水分補給でクールダウンを図りたいと思います(笑)。
増井辰之輔(ますい・たつのすけ) 関西エイト想定班 

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