1週間後、海音のいない寂しさに沈む鴨居(橋本じゅん)の元に、Mr.エニシ(福山翔大)が現れる。エニシは、海音がみんなに向けて残したという動画を手渡す。鴨居は研究室に藍花(今田美桜)たち仲間を集め、海音の動画の鑑賞会を企画。そこに倫太郎も駆けつける。動画の中で海音は仲間たち一人一人と過ごしたかけがえのない時間と感謝の気持ちを投げかける。
最後に「海に帰ります」と言い、海音はいよいよ倫太郎について話し始める。倫太郎はそこで動画を一時停止すると、「……一人で見てもいいですか?」と断り、画面の海音と二人きりの時間を過ごす。海音の口から語られたのは、スタジオでの出会い、分け合ったあたたかい焼き芋、自分のせいで母が亡くなったと苦しむ倫太郎を理解したいと願ったこと、そして恋に落ちた2人が過ごした優しい日々だった。
1年後、星ヶ浜でペンション経営を始めることにした倫太郎。スーパームーンの日、研究室メンバーやエニシ、榮太郎が集まるなか、わずかな期待を胸に海と向き合うが海音が帰ってくることはなく、2年後もそれは同じだった。ついに新たな夢だった、海の生物たちが自由に水槽と行き来することのできる水族館を完成させた倫太郎と、みんながが新たな進路を見出した3年後、奇跡の再会が訪れる。そこには笑顔あふれる「おかえり」と「ただいま」が待っていた。
SNSでは、ここまで物語を見届けたファンからの「ツッコミながら見るのめっちゃ楽しかった」「最後の綾野剛と石原さとみの笑顔でぜんぶ解決」「倫太郎よかったねーー!!!って言えるハッピーエンドで本当によかった」と幸せな結末に安堵する声や、やっと和解した蓮田三兄弟には「仲直りした3兄弟のわちゃわちゃ、もっと見せてくれていいんだよ?」「仲良し3兄弟」「ほんとこうたろとりんたろの距離の縮まり方よw」とほっこりする声も寄せられた。
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