山々を背に主人公2人が話し合う((C)2020 フライングドッグ/サイダーのように言葉が湧き上がる製作委員会)
群馬県高崎市が舞台のアニメ映画「サイダーのように言葉が湧き上がる」が22日、全国公開される。主要な舞台となった同市棟高町のイオンモール高崎を中心に、市内の風景が登場する青春物語。イオンは公開に合わせてイベントを行い、映画の舞台を訪れる「聖地巡礼」による来訪者の増加を狙っており、関係者の期待は高まっている。
舞台は同市をモデルにした地方都市。俳句は得意だがコミュニケーションが苦手な少年「チェリー」と、マスクで前歯のコンプレックスを隠す少女「スマイル」の2人を中心に物語が展開する。2人が出会うショッピングモールはイオンをモデルに描かれ、近隣の農道や国道17号の風景、牛伏山展望台(同市吉井町多比良)なども登場する。
公開に合わせイオンと高崎オーパ(同市八島町)は合同イベントを25日まで行う。2館に4カ所あるスタンプ台の3カ所を回ってスタンプを集めると、抽選で買い物券が当たる。サイダーをイメージした短冊の配布や映画の旗の掲出、パネル展示なども行う。(平山舜)
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