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門脇さん 佐賀県内でいろいろな協力隊の方が活躍しているのをみて、「もっとこういう人たちが増えたら、佐賀はおもしろくなる!」と確信したんです。でも、実際には着任しても途中で辞めてしまったり、任期を終えたら地域を離れてしまう方もいて。佐賀でもっと協力隊の方が、心からやりたいと思える仕事と出会い、活躍し続けられるような取り組みをしたいと思うようになったんですよね。
有田町にUターンし、協力隊として空き家の活用推進、移住定住促進、まちの情報発信などに取り組み、任期後は「NPO法人灯す屋」を運営する佐々木元康さんも、同じような問題意識を持っていたそう。
佐々木さん 協力隊を採用するとき、自治体はどうしても多くの応募を集めたいから、「なんでもやっていいですよ」みたいな発信をしがち。でも、役割が曖昧なまま任期がスタートして、あとになって協力隊が「こういうことやりたいんです」って自治体の担当の方に伝えると、「そんなのできないよ」って言われてしまうことが少なくないんですよね。それは協力隊にとっても、地域にとってもかなしいこと。そういう状況をどうにか変えられないかな、と思っていたんです。
門脇さんや佐々木さんとときを同じくして、「協力隊のあり方を変えたい!」と熱い思いを持っていたのが、橋本高志さん。福岡県に隣接した基山町に赴任し、特産品のPRなど地域の魅力を発信する仕事に取り組み、任期後はゲストハウスの運営をしています。そんな橋本さんは、協力隊の置かれている現状を目の当たりにし、「悔しさを感じていた」と振り返ります。
橋本さん 多くの協力隊の方が、自分のやりたいこととミッションのミスマッチで苦しむのを目にしてきたんです。一人の人生を大きく変える制度なんだから、受け入れ側も覚悟がないといけない。自分が協力隊として経験してきたことをいかして、自治体と協力隊のミスマッチを解消していくような取り組みをやりたいと思っていたんです。そしたら、同じ思いを持った門脇さんと佐々木さんと出会って、SCNを立ち上げることになりました。
2019年11月に発足したSCN。まだ活動が始まって2年ほどですが、たしかな手応えを感じているのだとか。
門脇さん あとは、どの地域の協力隊募集も二次選考は現地で行っているんですけど、残念ながら採用にならなかった方が「佐賀に来たらこの土地が好きになったから、また来ます!」って言ってくれることも多くて。それも嬉しいですね。そう、沖縄だとか北海道と比べてあえて佐賀に来る人って少ないけど、一度来ると好きになってくれる人がすごく多いんですよ。
地域おこし協力隊に対するサポート体制は、SCNだけではありません。県庁には「地域おこし協力隊メンター制度」なるものがあるのだとか。これは一体?
このバッジが、協力隊自身から「メンター」に選ばれた職員のあかし。ちなみに「地域おこし協力隊メンター」の文字は、平塚さんのお子さんが書いたものなのだとか。
平塚さん 協力隊でよくあるのが、担当だった行政の職員が部署異動になってしまうこと。たとえば着任して一年で、頼っていた職員がいなくなってしまったら大変じゃないですか。
そうならないために、佐賀県庁では協力隊の方が自分で「メンター」を選ぶことができるようにしました。選ばれた職員は、部署が変わってもその協力隊の相談に乗ったり、必要だったら他の部署の担当をつないだりします。そうすることで、切れ目なくサポートしているんです。
協力隊のサポート体制にも浸透している「人を大切に」という理念。なかなかここまでのサポートをしている行政もなさそうですが、そのサポート体制のなかには知事も含まれているというから驚きです。
亀﨑さん じつは、知事が協力隊のことが好きなんですよね。なんでも知事が総務省の職員だった時代に、協力隊の制度づくりにも関わっていたみたいで。だから制度のことにすごく詳しいし、協力隊に対してもすごく親身なんです。「協力隊との懇親会、いつやるんだ?」って、よくいってますから(笑)
知事と協力隊との距離が近いというのは本当のようで、「協力隊の研修会のあとの懇親会には、いつも知事が参加されるんですよ(笑)」と門脇さん。
門脇さん 懇親会はもちろん、現場にも足を運んでくださることもあり、知事に会う頻度が高いんです。他県の協力隊の方にこの話をするとすごく驚かれます(笑) 私たちは恵まれてるんだなぁ、と思いますね。
地域おこし協力隊が集まる会には、知事の姿も。最前列右から2番目が山口祥義知事。(写真: SCN提供)
SMLのメンバーとなる、という選択の意義

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