『東方』公認スマホリズムゲーム『東方ダンマクカグラ』先行レビュー。アレンジ楽曲で遊びながら、幻想郷の復興を目指す
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『東方』の名前は知っているけど詳しくは知らないという人や、歴史やキャラクターなどを詳しく知りたい人は、ぜひこちらの25年記念サイトを参照してみてください。
復興させるためには、“ハコニワ”というシステムを使用。後述する“ミタマカード”でパーティを編成して“おでかけ”をし、復興に必要なアイテムを集めてスポットを建設します。
スポットには、吸血鬼たちの住む館の紅魔館や、多くの魔法使いが住むという魔法の森、覚の姉妹をはじめとした動物たちが住まう地霊殿など、おなじみの場所が登場。
建設を続け、幻想郷を復興させていくと、新たなストーリーが解除されていくという流れになっています。
本作のメインコンテンツであるリズムゲーム“ダンマクカグラ”は、上から落ちてくるノーツに合わせて、タップやスライドをするというベーシックなもの。
ですが、プレイ画面が“弾幕ごっこ”風になっているのが大きな特徴で、楽曲によって相手のキャラクターが決まっており、体力も設定されています。ノーツを叩いて相手を撃破する、ハイスコアを出すという2軸の目標で、リズムゲームに臨むのです。
楽曲がサビに入ると、相手が“スペルカード”(非常に簡単にいうと必殺技のようなもの)を宣言し、ノーツもより激しさを増していきます。そのとき、背景では相手のキャラが激しい弾幕を放つ描写が用意されており、これを乗り越えると与えたトータルダメージが表示されます。
そのときの感覚が、原作でスペルカードを乗り越えたときと非常に似ており、「このゲームも原作と同じ“弾幕ごっこ”で戦っているんだ……!」と思わせられました。
プレイする楽曲、その原曲がテーマ曲になっているキャラクターが登場するようになっており、例として、プレイできる楽曲のひとつである魂音泉の『
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筆者は、スペルカードの中でも“三歩必殺”がとくに好きなので、初めてくり出してきたときに、めちゃくちゃテンションが上がりました。初見殺し弾幕なんですけど、名前と演出がカッコいいのが最高です!
さらに、選択するプレイモードによっては、楽曲の途中で弾幕シューティングが始まることも! このパートでは弾幕を避けつつ、おなじみのPアイテム(パワーアップアイテム)や得点アイテムを拾って、相手にダメージを与えるという、原作さながらの仕様になっています。
リズムゲームとして特徴的な要素が、スマホ向けのリズムゲームによくあるフリック(素早く指定の方向にノーツを弾く動作)が無く、代わりに、流れてくるレーンに指さえ触れていれば成功となる“ファジーノーツ”というものが存在します。
緑色のひし形のノーツが“ファジーノーツ”。タップしなくても、ノーツとレーンと重なったときに指がレーンに触れていればOK。
とはいえ、タップしなくていいことでかなり柔軟に対応できるため、連続で来た場合でも予想外に突破できてびっくりするようなこともありますし、連続でファジーノーツをてさばけたときの爽快感は、ほかのノーツにはない特別なものです。
遊べる楽曲の難易度は、Easy・Normal・Hard・Extra・Lunaticの5つで、Extraをフルコンボでクリアーすると、最高難易度のLunaticが解除されます。難易度の名称や順番も原作準拠ですね。
またダンマクカグラには、さまざまなキャラクターが描かれた“ミタマカード”と、キャラクター別に編成・強化が可能な“ヒロイン”をセットして挑むことになります。
メインに設定している5枚のカードが“ミタマカード”で、その上にいるふたりのキャラが“ヒロイン”。
“ミタマカード”には、スコアアップの効果やスキルなどの効果が付与されており、“ダンマクカグラ”の主戦力になる存在です。さらに一部のミタマカードは、美麗なアニメーション付きカードに進化させることが可能で、イラストに関するエピソードなども解放されます。
“ヒロイン“は、個別にピースというアイテムを集めて召喚・育成ができるシステムで、ダンマクカグラの編成に組み込むほか、Live2Dでぬるぬる動くキャラクターを閲覧したりできます。
さらに本作には、ヒロインどうしの仲良し度が変化する“ナカヨシクラウド”という機能が搭載されています。同じパーティに編成してダンマクカグラを遊んだりすると、ナカヨシPtが溜まっていく仕組みになっていて、原作では絡みのなかったキャラクターどうしを仲良くさせるといったことも可能になっています。
“ダンマクカグラ”を彩る、魅力的な楽曲の一部をご紹介!
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