注文から最短約2時間で到着--Amazonフレッシュをリニューアル Amazonフレッシュは、同社がプライム会員(年会費4900円または、月会費500円)向けに展開するサービスのひとつ。生鮮食品、惣菜、ミールキット、飲料、酒、日用品などを取り扱っている。 従来のAmazonフレッシュでは、注文から最短約4時間後の配送となっていたが、Amazonフレッシュ専用物流拠点におけるシステムおよび、オペレーション手順の改善により、注文から最短約2時間後に商品が受け取れるようになった。 対象エリアは、これまでと同様に東京、神奈川、千葉の一部地域となる。 対象エリアのプライム会員であれば、追加会費は一切なしでAmazonフレッシュが利用できるようになる。ただし、最低注文金額4000円以上から1万円未満の注文については、390円の配送料がかかる。1万円以上の注文については、配送料は無料。 さらに、東京都大田区、世田谷区、目黒区、狛江市および、神奈川県川崎市(幸区、高津区、多摩区、中原区、宮前区)、横浜市(港北区)の一部エリアにおいては、1時間単位の時間帯の指定が可能となった。 ただし、1時間単位の時間帯指定については、4000円以上から1万円未満の注文では890円、1万円以上の注文では500円の配送料がかかる。 同社によると、取り扱い食材については、鮮度を保つためのパッケージにも工夫を凝らしているという。 例えば、精肉や鮮魚については、真空パックや窒素ガスを充てんしたガスパック(食品の劣化を防ぐために窒素ガスを充填したパッケージ)などでパッケージングした状態で専用物流拠点に納品される。 加えて、専用物流拠点では、6つの温度帯(常温帯、16度、7度、2〜5度、0度、マイナス20度)の設備を備え、食材ごとに最適な温度で管理。野菜や果物は、手元に届く頃にちょうど食べ頃を迎えるよう、それぞれの食品に応じて保管温度を季節ごとに変え、熟度管理も徹底している。 また、商品の入荷・保管・出荷のそれぞれの段階で、専任スタッフが利用者に代わり、ひとつひとつ手に取り、鮮度や品質を6方向から目と手で確認。チェックをクリアした商品のみを配送する。 さらに、それぞれの商品に応じた最適な温度を保てるように、3温度帯(常温、冷蔵、冷凍)に分け、独自に開発した保冷ボックスに入れて配送。配送中に商品がつぶれたり傷んだりしないよう、梱包も入念に行っているという。 同社ではAmazonフレッシュの他にも、食品スーパー「ライフ」との協業により、東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・京都・兵庫の一部エリアにおいて、ライフのストア展開。また、スーパーマーケット「バロー」との協業により、愛知県の一部エリアにおいて、バローのストアを展開している。対象エリアのプライム会員は、それぞれのストアをAmazon.co.jp上で利用可能となっている。 CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料) The Japanese edition of 'CNET' is published under license from A Red Ventures Company., Fort Mill, SC, USA. Editorial items appearing in 'CNET Japan' that were originally published in the US Edition of 'CNET', 'ZDNet', 'TechRepublic', and 'CNET News.com' are the copyright properties of A Red Ventures Company. or its suppliers. Copyright (c) A Red Ventures Company. All Rights Reserved. 'CNET', 'ZDNet' 'TechRepublic' and 'CNET News.com' are trademarks of A Red Ventures Company. Copyright (c) 2021 ASAHI INTERACTIVE, Inc. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.