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　「子どもたちは転校しなければいけないだろうか」「職場に通いやすいか、心配だ」。15日、市役所の窓口を訪れた伊豆山地区の会社員、志村信彦さん（40）は険しい表情で語った。土石流で築40年ほどの自宅が全壊したといい、県などが確保した公営住宅や民間住宅への入居を希望する。 　妻（39）と長男（7）、長女（4）と暮らしていたのに、今は別々の避難先で生活している志村さん。罹災（りさい）証明書はまだ発行されていない。この日は物件に関する具体的な話がなかったといい「いつ、4人で暮らす生活を取り戻せるのだろう」と話した。 　横浜市都筑区から来た女性（58）は15日、伊豆山地区で一人で暮らす母親（86）に代わって相談に訪れた。女性は「仲良しの隣人に囲まれていた。元のコミュニティーに近い場所に母を�

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