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コロナ禍で揺らぐ思考　美術家・田中功起さんが考える自省と反映

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斎藤幸平の分岐点ニッポン：資本主義の先へ　釜ケ崎で考える野宿者への差別　内なる偏見に目を

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働くのは何のため？人類学者が考える「過剰に働く」現代社会

　人は何のために働くのか。お金を稼ぐとはどういうことか。そんな問いを＜当たり前の外＞から見つめ直す「働くことの人類学【活字版】　仕事と自由をめぐる8つの対話」（黒鳥社）が刊行された。文化人類学者で岡山大准教授の松村圭一郎さんがホスト役を務め、世界各地をフィールド調査する研究者6人と対話。狩猟採集民や

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「見る」ことを巡る問い　鷹野隆大さんの「毎日写真」という実験

　毎日、撮る。だから「毎日写真」。テーマや目的は設けない。写真家、鷹野隆大さん（58）はそんなふうに日々の暮らしの中で「見る」という行為を考察している。「カメラを絵筆のように使って自己表現する人もいますが、僕の場合、カメラは『見る』ことを巡る意識のありようを探るための実験器具」と鷹野さん。美術館では

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ジェンダー化された戦後美術史再考　久保田成子30年ぶり大規模個展

久保田成子「デュシャンピアナ:自転車の車輪1，2，3」（1983-90年）　男性中心の戦後美術史において女性作家は時に傍流に追いやられてきた。昨今、その見直しを図る展覧会が各地で相次ぐ。国立国際美術館（大阪市北区）で開催中の「Viva　Video！　久保田成子（しげこ）展」は、映像と彫刻を組み合わせた「ビデオ彫刻」で、1970～90年代のアートシーンに存在感を示した久保田成子（37～2015年）の仕事に光を当てたものだ。　会場入り口に設置された木箱。その窓の奥、降りしきる雪のイメージが延々と流れる。映像の実体はテレビ画面の「砂嵐」だ。この「メタ・マルセル:窓（雪）」をはじめ、本展では現代美術の父マルセル・デュシャン（1887～1968年）の作品を引用した代表作などが一堂に並ぶ。いずれもモニターが造形の一部と�

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