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「ザ・看板」は〝純国産〟むかわ竜 　展示の目玉は、カナダで発見された史上最大のティラノサウルス「スコッティ」の全身復元骨格標本だ。 　ただ、小林教授が「ザ・看板」と考えるのは、北海道で見つかった〝純国産〟恐竜「カムイサウルス・ジャポニクス（むかわ竜）」だという。全身復元骨格標本をはじめ、関連するさまざまな標本や化石が展示される。過去に地元以外では国立科学博物館（東京）の「恐竜博２０１９」に〝出張〟しただけで、今回は見学の貴重な機会となる。 　「ハドロサウルス科の特徴である、あひるのようなくちばしや、カムイサウルス特有の背骨に注目してほしい」と小林教授。頭の「とさか」については意見が分かれるというが、あったという前提で復元されている。

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