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明治~昭和初期の「境港商報」数百部発見 山陰の経済知る手がかりに

「境港商報」(左)と「隠岐公論」(右)を示す舩杉力修・島根大准教授=鳥取県境港市役所で、柴崎達矢撮影  明治から昭和初期にかけて発行された新聞「境港商報」が、数百部まとまって見つかり、鳥取県境港市教委と共に調査した島根大法文学部の舩杉力修(りきのぶ)准教授(歴史地理学)が29日発表した。当時の「竹島」(現在の韓国・鬱陵島(ウルルンド))産のスルメやノリがブランド化されていた様子などが分かり、島根県東部、隠岐、鳥取県西部の経済を知る上で貴重な資料という。【柴崎達矢】  「境港商報」は1906年に創刊し、月1~3回発行。創業者で実業家の里見周三(1877~1943年)が住んでいた境港市松ケ枝町の土地と建物が2019年、家族から市に寄贈され、蔵の中から1906~41年の数百部を確認。里見家の他の蔵�

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