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　土屋さんは、同町の若手農家が２０１９年に設立した落花生の生産者有限責任事業組合（ＬＬＰ）の一員。ＬＬＰは昨年、大規模化に向け自動種まき機と収穫機を導入した。今年は１３戸が昨年の２倍以上の８・５ヘクタールで栽培し、収量３２トンと倍増を見込む。 ■９割輸入頼み 　背景には国内の落花生事情がある。消費量は年間約９万トン。小豆と同等の需要があるが約９割を輸入に頼っている状況だ。作付面積、生産量は１１年の７４００ヘクタール、２万トンから昨年は６２００ヘクタール、１万３千トンに減少。ピークの約５０年前と比べ１０分の１以下に落ち込んだ。国内生産の９割を占める千葉、茨城両県で高齢化や後継者不足などから生産が減ったのが要因とみられる。 ■高収益が魅力 　土屋さんも同年から栽培

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