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 アメリカ軍はアフガニスタンからの完全撤退が迫るなか、首都カブールで爆発物を積んだとみられる車両を攻撃しました。子ども6人を含む9人が巻き添えとなり、死亡したとの報道もあります。 アメリカ中央軍は29日、カブールで大量の爆発物を積んでいたとみられる車両を無人機で攻撃し、空港に迫っていた過激派組織「イスラム国」の地域組織の脅威を排除したと発表しました。CNNテレビは、子ども6人を含むアフガニスタン人の一家9人が巻き添えになり死亡したと伝えています。  こうしたなか、26日の自爆テロで犠牲となったアメリカ兵13人の遺体が東部デラウェア州の空軍基地に到着し、バイデン大統領が出迎えました。  アメリカ軍のアフガンからの完全撤退の期限は今月末に迫っていますが、国務省によると、避難を希望するアメリカ国民が最大で250人残っているということです。  一方、国務省は日本を含む90以上の国や機関と共同声明を発表し、アフガンの実権を握ったイスラム主義組織「タリバン」から「すべての外国人と渡航許可を得たアフガン国民が、安全な方法で国外に移動することについて保証を受けている」と明らかにしました。  また、フランスのマクロン大統領は避難しようとする人たちを保護するため、カブールに「安全区域」を設ける決議案を国連の安全保障理事会に提出する考えを明らかにしました。

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