モデルナ製ワクチンに異物混入 １６３万回分の使用見合わせ

　新型コロナのモデルナ製のワクチンの一部に異物が混入していたことが分かり、厚労省は、およそ１６３万回分について使用を見合わせることを決めました。　厚生労働省によりますと、モデルナ製ワクチンで異物混入が確認されたのは、東京・埼玉・茨城・岐阜・愛知の８つの接種会場にあったワクチン３９本で、いずれも使用される前に見つかったということです。厚労省は、異物について、一般的にゴム片が混入することがあると説明しています。 　厚労省は、ワクチン供給元の武田薬品工業と協議した結果、異物混入が否定できないとして、ワクチンおよそ１６万３０００本、接種回数にしておよそ１６３万回分について使用を見合わせることを決めました。東京・小金井市は、市の接種会場で納入されたワクチンから同じロット番号のものが見つかったことから、今日から接種を中止するということです。当該のロット番号のワクチンを接種した人はいますが、これまでのところ、健康被害の報告はないということです。 【使用見合わせのワクチン】　ロット番号　３００４６６７ 約５万７千本（約５７万回接種分）　３００４７３４ 約５万２千本（約５２万回接種分）　３００４９５６ 約５万４千本（約５４万回接種分）

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