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〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは111円半ばで底堅い、米雇用統計に期待感 : comparemela.com
〔マーケットアイ〕外為:正午のドルは111円半ばで底堅い、米雇用統計に期待感
一方、ドル/円は朝方からほぼ横ばいの111.55円付近。東京時間に入ってからも、下値を探る雰囲気はみられず、底堅く推移している。
ベイリー総裁の発言を受け、英ポンド/ドルは一時1.37ドル台半ばまで下落。前日、海外時間ではドル/円が111.65円の高値を付けたが、米国の新規失業保険申請件数が予想以上に改善した点に加え、「英ポンドが対ドルで下落し、ドル買いの流れがドル/円相場に波及した影響もあるようだ」(FX会社関係者)との見方が出ていた。
そのため、英ポンドの動向には注目が集まっており、東京時間の取引で英ポンド/ドルの軟調な動きが続けば、ドル/円のサポートになる可能性があるという。
<07:53> ドル111.00─112.00円の見通し、米雇用統計前に小動き
きょうの予想レンジはドル/円が111.00―112.00円、ユーロ/ドルが1.1800─1.1900ドル、ユーロ/円が131.60―132.60円付近。
現在、ドル/円は111.53円付近、ユーロ/ドルは1.1846ドル付近、ユーロ/円は132.13円付近で推移している。
前日のNY市場では、ドルが上昇し、一時主要通貨バスケットに対し3カ月ぶり高値を付けた。しかし、6月の米雇用統計の発表を2日に控え、狭いレンジでの取引となった。
ドル/円は0.4%高の111.560円。一時、15カ月ぶり高値となる111.640円を付ける場面もあった。
きょうの為替相場では、米雇用統計の発表を今晩に控えていることから様子見姿勢が強まる見通し。
これを受け、今晩の雇用統計に対しても市場の期待が高まっているとみられるが、内容を確認したいとの思惑から積極的な取引は手控えられる可能性もあるという。
ここのところ東京時間の取引でドル/円相場が大きく動くことはなく、「夕方以降など、海外時間に入ってからの動向に注目」(阪井氏)との意見もあった。
また、ドル/円の上昇については、昨日英ポンドが対ドルで下落した流れが波及したとの見方もあり、英ポンドなど欧州通貨の動きも注目される。
主なスケジュールでは、国内では6月マネタリーベース(日銀)が公表される予定。海外では、ユーロ圏で5月生産者物価指数(統計局)、米国で6月雇用統計(労働省)などが発表予定となっている。
全スポットレート(ロイターデータ)
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