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「東大生に多いタイプ」は、特にないけれど
 僕は今まで、多くの東大生にFFS診断をしてもらってきましたが、「東大生にはこっちのタイプが多い」ということはありませんでした。ただ、みなさん、自分のタイプに合った勉強法をうまく選んでいて、頭がいい人というのはやっぱりメタ認知にたけているんだな、という印象を受けます。
 では、「保全型に向く勉強法」「拡散型に向く勉強法」とは、具体的にはどんな勉強法でしょうか。この問題を探るため、僕は今回、『ドラゴン桜とFFS理論が教えてくれる あなたが伸びる学び型』の著者である古野俊幸さん(古野さんのプロフィルなどはこちら)を取材しました。ここからは、古野さんとのディスカッションから見えてきた、それぞれのタイプに合う勉強法を紹介していきたいと思います。
慎重な「保全型」に向く勉強法とは?
 保全型は、慎重で、丁寧に物事を進めていきたいタイプでしたね。だから、どちらかというと基礎を積み重ねるのが得意です。漢字の書き取りや計算問題、あるいは英文法といった基礎問題で失点することがほとんどない、という人はだいたい保全型です。逆に、応用問題には少し気後れしてしまうところがあります。
 要するに、簡単な問題を繰り返し解くのは苦にならない。けれど、思い切って難しい問題にチャレンジしたときに「できない!」となるのが嫌というのが保全型です。でも、応用問題に初めてチャレンジして、いきなりパーフェクトに解ける人なんてほとんどいませんよね。それなのに、応用問題で挫折するのが怖くて、いつまでも基礎固めばかりやり続けてしまうというのが、保全型の弱点といえるでしょう。
 保全型にはもう一つ、細かい指示がないと動きにくいという弱点があります。逆にいうと、言われた通りにやるのは得意で、いい先生がいて「いいか、この問題集のここからここまでのページを、こういうやり方でこの日までに終わらせるんだぞ」と、しっかり指示してもらえれば、非常に高いパフォーマンスを発揮します。
 古野さんによると、拡散型の人には、独学しながら自分に合ったユニークな勉強法を開発できる人が多いそうですが、保全型は逆に、そういうことが苦手です。
独自性なんて不要。「完コピ」勉強法でいけ!
 けれど、僕が知っている「保全型の東大生」に、ほとんど塾に通わず、独学で合格した人がいます。不思議だなと思って、よくよく話を聞いてみると、その人は高校生のころ、予備校などが配っている「合格体験記」を、よく読んでいたそうです。過去に東大に合格した人のなかに、自分と性格やタイプが似ている人はいないかと探して、「この人だ!」という人を見つけたら、その人の勉強法を「完コピ(完全にコピー)」したそうです。それで迷うことなく勉強に集中できて、合格することができたのだとか。
 つまり、独自の勉強法を開発できないという保全型の弱みを、「まねする対象」を見つけることで克服したわけです。「完コピ」はある意味、保全型ならではの技ですから、強みを生かして弱みを克服したともいえます。
 以上をまとめると、保全型の勉強法のコツは……

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