大阪ガス、猛打快勝　サヨナラ適時打の児玉が4打点　日本選手権

【西部ガス－大阪ガス】五回裏に先制本塁打を放った三井（手前）を迎える大阪ガスの選手たち＝京セラドーム大阪で2021年7月11日、滝川大貴撮影
　社会人野球の第46回日本選手権大会（毎日新聞社、日本野球連盟主催）で11日、大阪ガスが京セラドーム大阪（大阪市）で2回戦に臨み、西部ガス（福岡）に10―0と八回コールド勝ちした。次は12日の準々決勝第3試合（午後5時開始予定）で、JR四国（香川）と対戦する。
　前回大会王者の打線が爆発した。両チーム無得点で迎えた五回、1回戦でも先制の適時二塁打を放った5番・三井健右選手が、中越え本塁打で均衡を破る。「相手投手はボールのキレが良かったが、甘く入った球を見逃さず打てた」と、右拳を上げながらベースを回り、1000人を超える応援席から大きな拍手が送られた。
【西部ガス－大阪ガス】五回裏に暴投で生還し、笑顔を見せる大阪ガスの清水＝京セラドーム大阪で2021年7月11日、猪飼健史撮影
　「三井が打つと打線も乗れる」（峰下智弘主将）。さらに1点を加えた後、1死満塁の好機に新人の2番・児玉亮涼選手が打席に立った。コーチからの「三振でもいいから思い切りいけ」との言葉を胸に、振り抜いた打球は前進守備の左翼手を超える。走者一掃の三塁打となり、流れを大きく引き寄せた。児玉選手は八回にも再び1死満塁からコールド勝ちとなるサヨナラ適時打を放ち、この日4打点を記録した。
　先発は1回戦を完封した河野佳投手。「力が抜けていいボールを投げられ、初戦よりも良かった」と、6回を被安打3・無四球と58球の好投。七回は宮本大勢投手、八回は中谷佳太投手が、それぞれ安打を許しながらも無失点で抑えた。
　ここまで2試合とも無失点で打撃も上向いているチームだが、前田孝介監督は「（明日に向けて）しっかり準備をして、一戦一戦を大事に臨みたい」と気を引き締めた。【園部仁史】
全31試合をライブ中継

Related Keywords

Osaka ,Japan ,Thailand ,Fukuoka ,Maeda Kosuke ,Kono Kei ,Sonobe Hitoshi ,Shimizu Kyocera ,Sun Takigawa Daitakashi ,Sun Ikai Takeshi ,Mitsui Ken ,Kyocera ,Mitsui ,Sun Osaka ,Shikoku Kagawa ,Maeda Kosuke Director ,ஒசகக ,ஜப்பான் ,தாய்லாந்து ,ஃப்யூகூவோகா ,கியோசெரா ,மிட்ஸ்யூயீ ,