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番組レポ 7/4, 2021
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文化放送で毎週日曜あさ9時から放送中の『
川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』。日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。毎週ゲストの方にお越しいただいて様々なお話を伺うとともに、聴いていて爽やかな気分になれる音楽をお届けする30分です。パーソナリティはフリーアナウンサーの久保純子さんです。
 
7/4の放送を終えて
今週も、元WBAライトフライ級チャンピオン・具志堅用高さんにお越しいただきました。
石垣島について伺いました。オープニングで紹介した石垣島の島バナナは、とても貴重なバナナだと言います。普通のバナナよりも甘みがあり、木から取ってもすぐに食べられないそうです。熟すまでに時間がかかるので、毛布で巻いていたのだとか。
島バナナ以外には、パパイヤの木がいっぱいあるそうで、果物ではなく野菜としてチャンプルーなどの炒め物にするそうです。そのほかにも、夏はパイナップル、冬はサトウキビなど。スイカも貴重で、具志堅さんは「スイカの時期になると、農家の同級生と友達になりたくて」とおっしゃっていました。
ご両親について伺いました。具志堅さんのお家はお父様が漁師さんで、カツオの一本釣りをされていたそうです。当時、海岸沿いはカツオ工場で、ほとんどが鰹節に加工されるため、カツオの刺身やタタキは食べられなかったと言います。カツオの頭としっぽしかもらえなかったのだとか。もらったカツオは煮付けにするそうで、「これが美味しいんですよ、カツオの頭が。半端じゃないんですよ、身がいっぱいあって」とお話くださった具志堅さん。一度だけ、お父様と一本釣りの船に乗ったことがあるそうです。船長のお父様が気合いを入れているのを見て、カッコいいと思ったそうです。普段は無口なお父様ですが、「一番になれよ」とよく言われていたそうです。
お母様は人気者だったそうです。教育の面では、とにかくうるさかったと言います。本当に厳しく、月に最低一回は説教を受けていたという具志堅さん。人に迷惑をかけるな、嘘をつくな、人と喧嘩をするな、と毎月のように言われていたそうです。ボクシングは大反対だったというお母様。喧嘩をするなと言っていたのに、殴り合いのスポーツなど、冗談じゃないと。それが、優勝した記事が新聞に載ったのがバレて、ボクシングをやっているのがわかったのだとか。学校を辞めて島にすぐに帰って来いと言われてしまったそうです。もともと、島の学校で頑張れと言われ、沖縄本島の学校に通うのを反対されていた具志堅さん。沖縄本島で同級生と一緒に卒業したいと、つっぱねたそうです。卒業してそのまま上京したので、島には帰らず、お母様とはその後4年間会わなかったのだとか。次に会ったのは、具志堅さんが世界チャンピオンになった時だそうです。
過去に、インタビューで「当時、沖縄と本土にははっきりした線が引かれていた。だから僕は、この線を消すためにチャンピオンになって頑張ったのよ」と答えていた具志堅さん。最初の世界戦で、控室からリングに向かう扉が開く前に、沖縄方面に向かって「世界チャンピオンにさせてくれ」とお祈りをし、沖縄のために頑張るんだ、チャンピオンになって帰るんだ、と思ってリングに上がったそうです。
具志堅さんの沖縄への愛が伝わってきました。
次週も素敵なゲストをお招きします。
お楽しみに! See you!
【本日の1曲目】 We Are The Champions / QUEEN 
【具志堅用高さん選曲】 おふくろさん / 森進一 
(文/スタッフC)
 
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