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 また、アジカンに楽曲への思いを聞いたインタビュー映像も解禁。主題歌と挿入歌のオファーを受けて、すぐに原作を全巻読破したといい「若者たちが学校に通いながら自分の“個性”について考えているという逡巡(しゅんじゅん)にすごく感情移入できると思う。日本のアニメや漫画が積み重ねてきた発想の面白さや週刊少年ジャンプの積み重ねてきた正統派の面白さの上に、さらに独自の面白さが乗ってきている」と魅力を語る。
 挿入歌「フラワーズ」について、ボーカルの後藤正文は「制作の前に仮の映像を見せてもらって、すごい映画ができるんだろうなと感じた。挿入歌もすごくいいシーンで流れるので、作品の邪魔をせず、一部になれるように、そしてアニメイターの方たちとチームになりたいという気持ちで制作した」と振り返る。
 主題歌「エンパシー」に関しては「ヒロアカはキャラや“個性”が違う人たちがどうやって通じ合っていくのかが、ひとつの魅力でありテーマであり悩みだと思うから、歌詞ではそれを表現したいと思っていた。人はそれぞれ違う“個性”があるけれど、本当はありのままで良くて、自由でいていいんだよと思うし、聞いてくれた人がそういう気持ちになってほしい。歌詞の最後にある<向こうでは世界が叫んでいるぜ/いつでも/君の名前を/>という部分も、それぞれの“個性”を肯定するような、少しでも前向きになれるような曲になったらいいなと思いながら書きました」と制作秘話を明かしている。

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