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選手村の2選手、新型コロナに感染 滞在選手で初の確認
 組織委によると、2人は前日に選手村内で初めて陽性となった大会関係者1人と同じ国、競技といい、この3人は隔離しているという。また同じグループの残りのメンバーについても自室待機などを要請し、メンバーはそれに従っているという。試合出場の可否については明言しなかった。また、「プライバシーに関わる」などの理由から、陽性者の国名、年齢、性別などは公表していない。
 選手らが入村できるのは原則、試合開始の5日前からだが、事前合宿地から受け入れを断られた場合など例外もあり、今回陽性となった選手の競技日程や、試合出場の見通しは明らかになっていない。
 選手村に滞在する人は行動ルール(プレーブック)に従い、唾液(だえき)の抗原定量検査を毎日受ける。関係者によると、選手ら向けの唾液検査の総数は、五輪とパラリンピックで計50万件を突破する見通しという。検査の回数は当初「少なくとも4日に1回」の計画だったが、変異株の影響などで、毎日実施することになった。
 検査は選手の試合出場に支障がないよう配慮され、抗原検査の唾液検体は午前9時か午後6時に提出を受け、12時間ほどで結果を出す。午前9時に出せば夜に結果がわかり、陰性なら翌日の試合に出場できる。
 選手村には14~18階建ての宿泊施設が21棟あり、五輪期間中は1万8千床のベッドが置かれる。本来なら国や地域、競技の枠を超えて選手らが交流できる、五輪を象徴する場の一つになるはずだったが、新型コロナの感染対策で滞在期間だけでなく、交流も限られるなど、従来の形とは大きく異なる。
 銀行や、インターネットカフェなどが入る交流施設「ビレッジプラザ」は入場規制がある。食堂は座席が6人掛けから4人掛けに間引かれ、アクリル板が設けられる。混雑状況を電子看板などで知らせ、なるべく1人で食事をするよう呼びかけている。また、酒類の部屋への持ち込みは認めるが、自室で1人で飲むことを求め、共有スペースで複数で集まって飲酒するのは禁止している。
 組織委はこのほか、選手村に滞在していない海外選手1人を含む8人のアクレディテーション(資格認定証)を持つ大会関係者も陽性になったと発表した。
 今月初めからプレーブックの運用が始まって以降、組織委が公表した感染者の数は、計55人となった。(前田大輔)

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