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3姉妹で受け継ぐマネジャー 願うのは2年ぶりの勝利
 第103回全国高校野球選手権石川大会に出場する金沢錦丘(金沢市)でマネジャーを務めるのは、3年の本多あすかさん(18)と1年の桃花さん(15)の姉妹だ。2人はかつて同じ部でマネジャーを務めた長女渚さん(21)の姿に憧れ、今の場所にいる。19年春以来の公式戦勝利を目指すチーム。新旧マネジャー3姉妹はこの夏、それぞれの場所で勝利を願う。
 渚さんは、中学3年生だった2014年夏、石川大会決勝の星稜対小松大谷戦で、8点リードされた星稜が九回裏に一挙9点をあげ劇的なサヨナラ勝ちした試合をテレビで目撃し、「選手たちの姿が輝きすぎていた。私もこんな場所にいたい」と決意。金沢錦丘の野球部で、2015~17年にマネジャーを務めた。
 グラウンドの選手に声援を送りつつ、スコアを付けたり、クールダウン用の氷を準備したりして選手らをサポートする渚さん。金沢錦丘のOBで野球好きの父康人さん(54)に連れられ、週末の練習試合を観戦してきたあすかさんと桃花さんは、その姿にあこがれた。
 次女のあすかさんは「選手が練習後に食べる補食のレパートリーを増やすこと一つをとっても、何事も選手のために行動できるすごい姉です」と語り、三女の桃花さんは「自分の決めたことは最後までやり切る姉はかっこ良かった」と言う。2人は中学校までバドミントン部。「まさか3姉妹でマネジャーになるとは。けれども大好きなチームをみんなで支えられてうれしいです」と長女の渚さんは言う。
 自宅でもチームの会話で盛り上がる3姉妹。康人さんと母明子さん(46)は3人をこうたとえる。
 ただ新型コロナの影響で、昨夏の大会は中止に。代替の県独自大会は開かれたが「甲子園という大きな目標がなくなり、選手もマネジャーもつらかった」(あすかさん)。感染拡大防止のため、あすかさんはベンチ入りできず、アナウンスをしながらチームの勝敗の行方を見守った。
 2年ぶりの大会では、あすかさんは記録員としてベンチ入りし、桃花さんはスタンドから応援する。卒業後に看護師として働く渚さんは、仕事で初戦は観戦できないが「2回戦は休みなので絶対勝ってもらわないと」とエールを送る。
 チームは19年春季石川大会以来の公式戦勝利を目指す。あすかさんは「マネジャーの仕事を一から教えてくれた姉には成長した姿を、妹には先輩としてのかっこいい姿を見せたいです」とはにかんだ。(岡純太郎)
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