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 26日、伊勢田町で住民や支援者らへの説明会があった。交流施設は鉄骨3階建て、延べ床面積450平方メートル。事業費は約2億円で、日韓と在日の市民らでつくる「一般財団法人ウトロ民間基金財団」が建設・運営する。
 かつて労働者が暮らしていた「飯場(はんば)」と呼ばれる宿舎は、建築から75年以上が経ち解体が始まった。解体後は、4分の1(約25平方メートル)を施設の前に移築する。家屋の外にあった井戸ポンプも再現。近くで焼き肉なども楽しめるようにするという。
 ウトロ地区の住民は現在、約50世帯、90人ほど。1989年に立ち退きを求められ、2000年に敗訴が確定したが、11年までに募金や韓国政府の支援で土地の一部を買い取った。そこに市営住宅(5階建て40戸)が完成。残る住民も23年春完成の2棟目(12戸)に入る。祈念館では、日韓に広がった支援の輪など地区の歴史を伝える狙いがある。
 住民を支えてきた「ウトロを守る会」の斎藤正樹さん(72)は「(飯場は)見たくない場であり、愛着ある生活の場でもある。二つの感情がコリアンに入り交じっていると、周りの日本人に伝われば」と願う。
 財団理事の金秀煥(キムスファン)さん(45)は「歴史を知って気持ちが重くなるのではなく、自分のルーツが自慢でき、幸せになる施設にしたい」と話す。財団はボランティアスタッフ、賛助会員らをホームページ(https://utoro.jp
)で募集している。(小西良昭)

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