相席スタート、ラジオ復活のために異例のイベント「0が1になるかもしれない」：紀伊民報AGARA

【山添】どんどん、派生していくので、わからなくなることもあって（笑）。ケイさんが時系列と派生した経緯をコーナーが始まる前にまとめて説明してくれるので、僕らもなんとか思い出せることができるという感じでした（笑）。
――2020年1月23日の放送回には「リスナーのことを（仮）出っ歯」という表記がありますが？
【山添】僕のお母さんのあだ名が“だんご”だったっていうところからの派生ですかね。おとんは、僕がいる前では「お母さん」とか呼んでいたんですけど、おとんとおかんが2人きりのところに僕が帰ってきて、2人が会話しているのをこっそり聞いていることがあったんです。そしたら、おとんが「だんご、あれどこやった？」って自然に聞いていて…。本当にだんごを探していたのかと思ったら違って、どうやらこれはおかんのことを「だんご」と呼んでいるなと（笑）。結局、真相はいまだに怖くて聞けてないのですが…。
――「山添のここどこや」というコーナーもありますね
【山崎】これは、もともとは私が、お互いの仕事がない日や、別々で活動をしている時に、私は山添が何をやっているのか気になるので、いつも山添の名前で検索をかけていたんです。それだけだと、さすがに把握できないので、リスナーのみなさんのお力を借りようというところから、だいぶ派生しましたね。これも、リスナーさんがコーナーのフォーマットを作ってくれて、山添が最後に「ここどこや」と言うっていう、オチだけは決まっているコーナーでした。
【山添】4通に1通くらい、ホンマの目撃情報がきていたんですよ、それは送ってきたらアカンでっていう（笑）。
【山崎】私は、山添からツイッターブロックされているので…
【山添】ケイさんがルーティーンで、朝起きたら僕のことをSNSで調べると言っていたので、ホンマかいなと思って、トークライブの3日前くらいに、お試しでブロックをしてみたんです。それで、トークライブで「ケイさん、実は僕のこと調べてないでしょう？」と言おうかなと思っていたのですが、ブロックした2時間後くらいに、ファンの人から「なんでブロックしたんですか？」っていう反応がきたんですよ。一旦ブロック解除して、ケイさんのところを見に行ったら「山添にブロックされた」ってつぶやいていて…ホンマ、たった2時間のことですよ（笑）。これにはさらに後日談があって、トークライブで「ケイさん、怖すぎますよ」と伝えたら「でも、一旦ブロック解除したよね？」って、一瞬だけ解除したことも気づいていて…。
【山崎】ずっと見ているよ（笑）。
――2人でのラジオは楽しかった？
【山添】ものの見方も違うし、楽しかったですね。ケイさんの話に「でも、こうなんちゃいます？」って言ったら、僕が男目線すぎると「そう思ってほしくてした話じゃない」と言われたり。「共感してもらえると思って言ったのに」っていう反応がかえってきて、僕にとっては勉強にもなりました。個人的には、どんどんラジオというものにのめり込んでいって、収録に向けて、フリートーク用のメモを取ったり、リクエスト曲のリストも増やしていたのですが…。番組が終わっても、いつかまた帰ってくるだろうと思って、今でもトークとリクエスト曲だけが増え続けています（笑）。
――復活に向けての道筋について
【山崎】私、すっごく考えたんです。まずはこのイベントを大好評で終えて、あとは「キャンセル待ちの1位」になるしかない。そっちの準備は自分たちでできるけど、どうやって枠ができるのかを考えてみました（笑）。誰かを引きずり落とすとかじゃなくて、早期退職者みたいな形で募るのがいいかなと。めちゃくちゃ忙しくて、ラジオ正直できないっていう人とか、ラジオでよくある5週目まである月の5週目に番組をやらせてもらうとか。まずは、月1から目指していく。あとは、次の野球オフシーズンだよね。いきなりレギュラー化が難しいのであれば、月1なり、シーズン限定なり、何らかの形にならないと、みんなもついてきてくれないと思いますし…。応援してくれているみなさんが「僕らのエネルギーが届くぞ」と感じてもらえるようにしたいですね。
【山添】これがきっかけで、番組が復活するようなことがあれば、これはホンマに快挙です。（横並びで一緒に番組をやっていて、放送時間が短くなった）チョコプラさんも「やっぱり、15分から30分に戻したい」という流れになってくるかもしれない。ということは、文化放送バラエティーラジオブロックが一気に盛り上がる可能性を秘めていることにつながるので、その先陣になれたらいいんですけどね。こう言うことで、ミキ・チョコプラさん・和牛さんのファンも見てくれたらいいなと（笑）。奥にいる自分の推しメンのためになっているかもしれないという手法を使いました（笑）。
――先日放送の『アメトーーク！』では、山添さんにかなりスポットがあたっていましたね。
【山添】ホンマありがたいですね。ちょうどこのイベントがあって、その宣伝もうまいタイミングでできたので、うれしかったです。どれだけエピソードトークでつまづいて、醜態を晒していようが、このイベントの告知をみなさんが知ってくれることの方がうれしかったです（笑）。今回、ラジオでも1時間の特番が放送されますが、ラジオを聞いた方はオンラインイベントも見たいと思うようなイベントになっているんじゃないかなと。もし、今考えていることがうまくいけば、本当に勝手なことをしようとしているので（笑）。この機会をいただいた限り、勝手なことをしようかなと。
【山崎】「復活」を掲げているので、いろんな視点が大事ですね。ラジオ特番としても楽しんでもらえる、視覚でも楽しんでもらえる、最終的には復活につながるということをすべて盛り込むためにはということを話し合っています。私、番組が終わってから、どれくら『密会Midnight』でどれくらいつぶやかれたか調べてみたんです。数字もプレゼン材料になると思って。そこでわかったのは、みなさんのもうひと押ししていただきたいなと（笑）。
【山添】今回はもう活字です。みんなの思いを文字にしましょう。メールを送ってくれたみたいに。まずはハッシュタグも統一して、一旦自分たちのパワーを知る。それをかたいものにして、あとは勢いをつけて、放り投げるだけですから。オレ、ツイッターのプロフィールに『密会Midnight』って、入れていますからね。ケイさん、入れてる？
【山崎】私は入れてない。

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