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「表現の不自由展」16日から開催　大阪高裁、施設側の即時抗告棄却

表現の不自由展、施設側が大阪高裁に即時抗告　利用認めた決定不服

　企画展は国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の展示会に出展された作品をそろえ、7月16～18日に大阪市中央区の大阪府立労働センター（エル・おおさか）で予定されている。実行委側は3月に施設の指定管理者から利用承認を得たが、中止を求める電話や街宣車による抗議活動が相次ぎ、管理者は「安全の確保が困難」として6月25日付で承認を取り消した。 　大阪地裁は7月9日、この処分の執行停止を求めた実行委側の申し立てを認め、会場の利用を認める決定を出した。決定は一連の抗議活動について、会場の安全を脅かす具体的な危険が認められないとした上で、「正当な理由がない拒否は憲法の保障する表現の自由の不当な制限につながる」と判断していた。 　施設を所有する大阪府の吉村洋文知事は12日、「施設側として決�

「表現の不自由展かんさい」/会場利用認める決定/大阪地裁

　展示会は「あいちトリエンナーレ２０１９」の企画展「表現の不自由展・その後」の出品作品を集め、１６日から３日間、大阪市中央区の大阪府立労働センター（「エル・おおさか」）で開催が予定されています。 　指定管理者は、抗議活動を挙げ、「管理上多大な支障が生じる」などとして利用承認を取り消しました。大阪府の吉村洋文知事もこれを支持しました。 　決定では、本件催し物は、教養の向上および福祉の増進に資するというセンターの設置目的に反せず、「憲法上の表現の自由等の一環として、その保障が及ぶべきものといえる」と指摘。抗議活動についても警察による適切な警備などによって防止・回避することができないような重大な事態が発生する具体的な危険性があるとまではいえないとしています。 　原�

米山隆一元知事　「表現の不自由展かんさい」めぐる吉村大阪府知事の発言に疑問/芸能/デイリースポーツ online

「表現の不自由展」大阪地裁が施設の利用認める決定　開催可能に