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アユ釣り、11年ぶり解禁 原発事故後、避難指示地域で初 福島

 町内の川では震災前、初夏のアユ釣りが盛んだった。室原川・高瀬川漁協は18年から調査用のアユの捕獲数を増やすため、町民にも協力を呼びかけアユ釣りを実施している。2日に参加した同町権現堂、青田宗夫さん(83)は早朝から釣りを楽しみ、「川さ入ると時間がわかんなくなるな」と笑った。10歳から釣りを始め、自分たちで釣ったアユを塩焼きや唐揚げで食べるのが毎年のことだった。  町を流れる室原川と高瀬川の上流は一部が帰還困難区域になっている。同漁協によると、基準値を超える放射性セシウムが昨年の調査でも検出されており、解禁のめどは立っていないという。担当者は「安全な漁の再開に向け、町の皆さんと調査を積み重ねたい」と話している。【尾崎修二】

浪江町と民間4社、水素の利活用へ協定 脱炭素のまちづくりへ:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

 浪江町は2日、丸紅、日立製作所、パナソニック、みやぎ生協・コープふくしまと水素の利活用やまちづくりに関する連携協定を結んだ。町は民間4社の知見を受けながら、製造した水素を町内の家庭に供給する実証事業などを行い、町民と水素がより身近になる取り組みを進めていく。  協定に基づき、水素利活用など脱炭素・エネルギー事業推進によるまちづくりをはじめ、立地企業の使用電力を全て再生可能エネルギーで賄う「RE100産業団地」整備に向けた取り組み、地域産業の活性化、役場庁舎総合行政システムのDX(デジタル技術による事業変革)化支援の分野で協力する。  町は昨年度、双葉郡で丸紅やみやぎ生協と連携し、水素の供給網構築に向けた調査を実施。その後、事業者から総合的な分野で町復興に携�

浪江の小中学校9校、8月14日「閉校式」 感謝と別れを告げる:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

 町教委が1日、町ホームページで発表した。町と町教委は閉校式と合わせ、同センターで卒業生らが集まって各校の歴史などを振り返る「閉校のつどい」も開く。各校のブースを設け、写真や資料などを展示する方針。それぞれ午前10時から行う。  9校のうち、4月に閉校した浪江、幾世橋、大堀、苅野の4小と浪江中の計5校は解体が進められている。6月に閉校した津島小、津島中については今後、町教委が検討委員会を設置し、校舎の利活用について話し合う。請戸小は震災遺構として整備が進んでいる。  町教委は、町民に閉校のつどいで展示する写真や資料の提供を呼び掛けている。問い合わせは町教委学校教育係(電話0240・34・5710)へ。

解体される浪江小 東京の写真家が定点撮影「8年通い、寂しい」

解体される浪江小 東京の写真家が定点撮影「8年通い、寂しい」
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「サケふ化場」「やな場」整備へ 浪江町、25年度完成を目指す:福島民友ニュース:福島民友新聞社 みんゆうNet

 復興庁が29日発表した福島再生加速化交付金配分で水産施設の新たな支援メニューを設け、整備に向けた調査・測量費として3900万円を計上した。  町はふ化場整備に向け、町内各所で最適地を調査。サケの飼育に適した水質と水量の確保ができるとして小野田地区を選んだ。やな場はかつて請戸川にあった場所に再整備する方針。

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