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米国株式市場=反落、金利上昇で企業決算を懸念

[ニューヨーク 19日 ロイター] - 米国株式市場は反落して取引を終えた。米10年国債利回りが約14年ぶり高水準に上昇し、不動産など金利敏感株やマイクロソフト、インターネット通販大手アマゾン・ドット・コムなど成長株の重しとなった。S&Pの主要セクターではエネルギーが2.94%高と唯一プラス圏で引けた。ネットフリックスは13.1%急伸。前日発表した第3・四半期決算で契約者数が増加に転じ、市場予想の倍以上となった。年末までに450万人の契約者を獲得するという見通しも示した。IGノース・アメリカのJJ・キナハン最高経営責任者(CEO)は「債券が株価の大きな重しになり、好決算に影を落としている」と指摘。「好決算は最終的に株価を押し上げるが、マクロ経済がどのくらい業績を圧迫し続けるかが問題だ」と述べた。米連邦準備理事会(FRB)当局者の公の発言は、インフレ抑制に向けて積極的な利上げが必要との立場でほぼ一致している。ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は19日、労働需要は引き続き堅調で、基調的なインフレ圧力が依然ピークに達していない可能性があるという認識を示した。FRBが公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)では、複数の地区で価格上昇圧力の多少の緩和が見られたものの、依然として高止まりしているとの認識が示された。労働条件がいくらか緩んできているとの指摘もあった。商務省が発表した9月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比8.1%減少。PHLX住宅指数は4.50%下落した。テスラは0.84%高で通常取引を終えたが、引け後に発表した第3・四半期決算で売上高が市場予想を下回り、時間外取引で3.94%下落した。プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)とトラベラーズは四半期利益が予想を上回り、それぞれ0.93%高、4.44%高となった。アボット・ラボラトリーズは6.5%安。ドル高や中国における供給面の課題が響き、海外医療機器販売の伸びが予想を下回った。米取引所の合算出来高は110億5000万株。直近20営業日の平均は116億2000万株。ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を3.28対1の比率で上回った。ナスダックでも2.69対1で値下がり銘柄数が多かった。*内容を追加しました終値 前日比 % 始値 高値 安値 コードダウ工業株30種 30423.81 -99.99 -0.33 30439.04 30662.11 30226.90前営業日終値 30523.80ナスダック総合 10680.51 -91.89 -0.85 10689.31 10808.04 10592.88前営業日終値 10772.40S&P総合500種 3695.16 -24.82 -0.67 3703.11 3728.58 3666.51前営業日終値 3719.98ダウ輸送株20種 12755.16 -219.65 -1.69ダウ公共株15種 870.88 -8.78 -1.00フィラデルフィア半導体 2237.74 +16.79...

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