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――開発上、“触る”という点で最も心がけた点は?
――登場するキャラクターは50種類以上がそろっており、どのキャラも“触る”が意識されたフォルムを感じます。
――デジタル部分で最もこだわったところは?
――本体にある穴の奥には「ぷにぷにボタン」が設置されていて、そこがデジタルとリアルをつなぐスイッチになっていますね。
■触れ合いが「愛着」を生む おもちゃの役割がそこに詰まっている
【武田さん】もともと子どもの成長の中で「触る」ということは、とても重要な要素です。特に今のご時世ですと画面越しのコミュニケーションが増えていますから、そういった意味でも“触感”のあるデジタルトイは面白いと思いましたし、必要だと感じました。
――『ぷにるんず』はもちろん、「お世話トイ」で遊ぶ子ども達に一番感じて欲しいことはどんなことですか?
――「お世話系トイ」を作るうえで大切にしていることは?
――朝起きてから夜寝るまで…生活を共にしていることが、より「愛着」につながるんですね。
【武田さん】それと同じく、保護者の皆さんが、遊んでいる子どもたちを見て「かわいいな」と思ってもらえることも大切だと、個人的には考えています。いつも皆さんが子どもたちに接している様子が、お世話遊びの中で垣間見えたりするのも、「お世話系トイ」の楽しみの一つではないでしょうか。
 時代の変化によって、子育てを取り巻く環境や情報も進歩している。お世話遊びは子どもの心の成長を育むだけではなく、おもちゃを通して愛着心がわくことにも繋がる。デジタル化が進み、スペックの高いおもちゃは今後も増えていく。しかし、おもちゃの根本は変わらない。機能遊ぶ以上に「想像力」をかき立てることが、おもちゃが持つべき意義なのだろう。
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