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 今回のテーマを意識し、髪色を明るく整え撮影に挑む山田を人気フォトグラファー・尾身沙紀氏がパーフェクトにとらえる。“Tシャツ&パール”というミニマムな衣装が、山田の圧倒的な存在感と美しさを際立たせた表紙カット。旧知のふたりによるセッションは「もう少しこういう感じがいいかもね」と山田も積極的に意見を交わしながら行われ、ヘアスタイルや視線など細部に至るまで高い意識が注がれた。「芯のある、揺るがないパーソナリティ」だからこそ表現できた、唯一無二な世界。プライベートでも身につけているパールの着こなしぶりにも注目だ。
 センターとして、ハイクオリティーなパフォーマンスをけん引してきた山田の「プロフェッショナル」さは、ファンだけでなく業界関係者にも有名なほど徹底されたもの。歌、ダンス、芝居、バラエティと常に求められたもの以上の結果を残してきた彼が謙虚に語った「プロ論」には、私たちにも応用できる生きるヒントが満載。ロングインタビューでは「トップアイドルの覚悟」と同時に、人間み豊かなキャラクターを感じられる内容に。
 11月にデビュー15年目を迎える山田は、同誌創刊以来最も多く誌面に登場した男性アーティストのひとり。ソロ企画やグループでの登場のたびに、仕事へのまっすぐな想いやメンバーへの愛をアツく語ってきた。一方で、今号の取材で印象的だったのは少し肩のチカラが抜け、大人のナチュラルさとゆとりが増していた姿。インタビューでは「フロントマンでいなきゃって意識はいつも持っている」と語りつつも、「甘えられるようになった」とも発言する。
 実はこのインタビューはスタジオ移動を挟む形で撮影の合間に実施されたため、山田は衣装のパジャマ姿のまま参加。ソファの上にちょこんっと座り、リラックスモードで行われるなか、ふと足もとに目をやると、何やら両足をモゾモゾしている様子。「寒い?」と尋ねると「ううん、ただコショコショしていただけだよ。全然大丈夫」とちょっぴり恥ずかしそうな表情を見せ、チャーミングな反応。麗しいけど茶目っ気もたっぷりでギャップも満載。他にも「家で歌いがちな鼻歌は?」「好きなおつまみは?」「コンビニで買いがちなものは?」など彼の“素顔”を感じるQ&Aも充実している。
 迫りくる圧巻のビジュアルを体感できるページをめくると、“超アイドル”なきゅんきゅんカットが登場、さらにはベッドでまだ眠たそうにしている姿やお出かけ前の様子など「日常」をテーマにしたストーリーまで、「すべてが最高の山田涼介!!」と堪能できる永久保存版だ。

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